damgamerkezi.com | 1,500円引き M4289●江戸明治和本等>女筆往来 中川喜雲 たけさと書 稀書往来物
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●江戸明治和本●女筆往来(下)
【判型】大本3巻3冊。縦260粍。
【作者】中川喜雲作。たけさと(武藤氏か)書。
【年代等】寛文元年7月刊。[京都]秋田屋平左衛門板。
【備考】分類「往来物」。『女筆往来』は、大本3巻3冊。主として四季折々の女子消息文を集めた女筆手本類で、上巻が新年祝儀状から端午節句祝儀礼状までの14通、中巻が暑中見舞いから歳暮祝儀状・返状までの14通、下巻が「子猫所望の文・同返状」から婚礼祝儀状までの13通の合計41通を収録。散らし書きと並べ書きが相半ばするが、中には散らし書きの途中から並べ書きにするような変則的なものも見られる。例文には「髪を洗い始めたばかりなので、簡単に手紙の返事を書きます」と認めた手紙や、霜腫れの薬を頼む手紙、また、「紛失した貴人からの手紙の拾い主」を易者に占ってもらう手紙など、生活感漂う例文が目立つのも特徴。特に下巻には「手心通(たしんづう)」と称する女性特有の隠語に関する記述も見え興味深い。初板本上巻巻頭に女性の手習い図を掲げるが、これは万治3年刊『知古往来』(武藤氏書。京都・秋田屋平左衛門板)の口絵と同体裁であり、本文の筆跡も武藤氏のそれと酷似するため、「たけさと」と「武藤氏」は同一人かもしれない。なお、初板本の跋文に「此本は手ならふ女わらはへたすけにも成へきかと、硯の海をくみ、もしほくさとも書あつめ、梓におこなふ。たけさと書之」と記す。また、本書後印本(三巻合一冊)は内容に若干の異同があり、巻頭口絵一葉を省いて表紙見返に新たな挿絵を掲げ、さらに先の「手心通」に関する手紙など数通を削除したり、上巻第一二状では返書(かえしがき)の一部を削って短くするなどの改編を施す。
★原装・題簽付・美本。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。
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商品満足度
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採点分布
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